第005回  フレディマーキュリーを偲ぶ   11/24/2001
今日は2001年11月24日。偉大なるフレディマーキュリー(*1)が天国に旅立ってちょうど10年。もう10年かーという気持ちとまだ10年なんだって気持ちの両方。10年前って言ったらもう社会人だったんだね。学生の頃だった様な感じがするんだけどなんでかな?
QUEENを聞きまくった時期が中学〜高校ぐらいだったからそう思ったのかな。

思い起こせば10年前の11月23日にフレディがHIV陽性って発表があって、まあ、いろいろと噂は流れていたからそれにはそんなにびっくりしなかった記憶が。ただ、何でいまさら公表するの?ってちょっと不思議だった。QUEEN大大大好きだったからすごく複雑だった。これからどうなるのかなって考えた。
そしてなんか気持ちの整理も出来ないうちに−翌日−フレディの死をニュースで聞いた。
信じられなかった。涙が止まらなかった。日本に来たときには必ず見に行ってたライブの光景が目に浮かんだ。もうこの目で生フレディを見ることが出来ない。声を聞くことが出来ない。新しい曲も聴けない・・・フレディなしのQUEENなんて考えられかったから、僕の中ではフレディの死イコールQUEENの最期だった。例えボーカルが変わって復活したとしても。

フレディが死んでからしばらくはQUEENやフレディの曲を聞くことが出来なかった。
最期のQUEENのアルバムとなった"INNUENDO"でフレディは歌っている"Show must go on"と。フレディがこのアルバムに込めた気持ちを思うとまた涙がでてくる。今この文章も書いていてもちょっと涙目。

ラジオでQUEENの曲が流れても涙をこらえる事が出来るようになったのはその数年後。その頃また僕の涙腺の制御回路が破壊された。確か95年、"Made in Heaven"がリリース。
死の直前までフレディが歌声を残していたのだ。それを基にブライアン、ロジャー、ジョンの3人が4年間かけて作り上げたアルバムだ。
もう新しいQUEENの曲を聞くことは出来ないと思っていたのでこのアルバムは本当に嬉しかった。それにショックだった。もう理由なし。聞いてると涙が止まらない。だからあんまり聞いてない。寂しすぎるから。
僕が好きだったソロアルバム"Mr.Bad Guy"の"I was born to love you"もちょいとREMIXして収録されてる。ラプソディカルでボーカルが無い部分も多い。本当に最期の最期まで頑張っていたんだなと思わせる。
そして残されたものをファンに伝えようと他の3人が磨き上げているのが伝わってくる。そんなアルバム。

フレディの残したものは大きい。10年経った今でもトリビュートアルバムが出てきたり、多くのミュージシャンがカバーしたり。そういえばキャプテンジャックも最初は"QUEEN Dance Traxx"っていうアルバムで知ったんだっけ。
皆がカバーして違ったQUEENの曲が聴ける。そう思うことにしました。でも再結成の噂の時は動揺。やめてくれ〜ってね(笑

去年の11月24日に、昔のQUEENのコンサートで買ったステッカーをノートパソコン(vaio)に貼った。西武球場で買ったでっかいのと、Hot Space tourで買ったステッカー。
大切な思い出なんだけど、しまい込んでちゃ駄目だって思ってね。
そして今年は自分の思いをココに残しておきます。

今日はj-waveで"QUEEN ONE DAY SPECIAL"ってやってて一日中QUEENが流れてた。
ジャングルにフレディの声で"My name is Freddie."って入ってて・・・ちょっとうるうるしそうだった。

フレディの生前のさまとか語っていた時に買い物に言ってたきっこから電話が・・・
「大丈夫?泣いてない??」
きっこのこの一言で泣いちゃったよ。

ああ、フレディが生きていたらな・・・
本日のbookmarks
*1 Biography Freddie Mercury http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/biogr/freddie/freddie_bio.htm
*2 The official queen online channel http://www.queenonline.com/
*3 東芝EMIのQUEENのページ http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/
*4 The official captain jack home page http://www.captain-jack.com/
*5 GUEEN(QUEENのトリビュートバンド) http://www.gueen.com/

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