第016回  環境構築    5/28/2002
なんか最近、いろんな環境構築で貴重な時間を食いつぶしてます。ことの発端はCPLD。えっとお、私ってほとんどソフトやファームの仕事ばっかりしてますけど、本当に好きなのはハードいじりなのです。つーか、ハードやっててマイコンとか使うでしょ、そしたらそのソフトも自分で書いてたっていう感じです。ファームだとかアプリだとか、そんな区別なかったし。昔は。だってハードわかんなきゃソフト書けなかったもん。でぇ、最近ひさびさにハードばかりいじってまして、まあ仕事っていえば仕事なんですけどね。でも昔ながらのTTLロジック並べてロジック回路作るっつうのは時代遅れ。しかしうちにはその当時に仕入れた74シリーズや4000や4500がいーーーっぱいある。まあたまーに何か作る時、サイズは大きくなっちゃうけどもったいないのでロジックは大抵はこの在庫の石で組んでいました。でもよく使うロジック - 例えば2input NANDとか - はさすがに在庫がなくなってきました。んで、そのころは自作でGALライタを作ったんで、lattice(*1)のGAL(*2)16V8、20V8なんかをよく使ってました。しかあしそれからしばらーく、仕事もメインはアプリケーション、しかもwindows(うげっ)なんて状態が続いてハードもちょっと離れてました。
そんな私が最近注目しているのはIPで実現するCPUコア。最近はフリーのCPUなんかもあって感激しちゃいます(*3)。あーIPってなに?って言われても説明すんのめんどいのでわからない人は適当に感じだけを受け止めて。詳しく知りたい人は(*3)なんかを参考にね。
うんうん、これからの組み込みはこれだ!って思ったね。逆にマイコンにPLDな部分を持たせるっつうのもありだけど、全部FPGAで実現すりゃあいくらでも自由だよね。DSPと合体!(*4)なんちゅうのもあるからマイコンのお役目ゴメンも間近かな(うそ、PICもDSP内蔵版が出るそうです。でたのかな?ARMもSHもあるよね)。
まあ極端な話はやめておいて、でも本当に気にはなってました。
そんなある日、ハードの仕事の話があって、よっしゃあ、これを機会に勉強するぞーってね。実はVelilogHDLは4年ほど前に「組み込みのソフトを作ってください。」という話があって、詳しく内容も確認しないで仕事を請けたらなんとFPGAのソースを書く仕事で勉強しつつ、だましだましで動かしたことがありました。そんとき勉強した、 ていうか元にしたソース がvelilogだったわけです。今回はたまたま購入したPIC本にCPLDの事が載っていて、じゃあない、たまたまじゃなくて、もともとPIC + CPLDの本(*5)ですね。またまたpic fan(*6)の後閑さん著。うーん、HPの内容と同じ。本買うまでもなかった。
でえこの本のサンプルソースがVHDLだったんで、VHDLを勉強してます。
ここで本題の開発環境の話です。このxilinxの開発環境はWebPack(*7)っていう無償版があってXilinxのサイトからダウンロード可能です。でぇ、開発環境あっても実機で動かしたい。んだったらなにかしらのターゲットが必要。それにダウンロードケーブルが・・・いま開発に使っているノートpcにはパラレルないからUSB <->パラレル変換ケーブルあればいいかな?このケーブル、コネクタがセントロ36pinのオスだ。ダウンロードケーブルは25pinDSubオスだ。USB<->セントロじゃあWebPackだめだ。じゃあ別のノートpcに。あれれこいつはFreeBSD4.0だ・・・
てえええいろいろとあって環境構築にすっごい時間がかかったのです。しかも、OpenOffice.orgやWideStudioのインストールもてこずっちゃって・・・
こんないろいろな「環境構築」について書こうと思ったんだけど疲れちゃった。
忘れないうちに下書きは書いておくけど・・・公開はまた今度ね。
でもワールドカップが始まるから、次回は別ネタだろうな。きっと。

#実は、ワールドカップ始まったらサイトの更新なんてぜーーーったいにしないだろうから、そしたらこのコラム、2ヶ月以上更新なし!
それはいくらなんでも楽しみにしている読者(いるのか?)に申し訳ないのでとにかくなんか書こう!と思ったのです。しかし、まとまりのない、意味のない、実に無駄な文章でもうしわけない。
本日のbookmarks
*1 lattice http://www.latticesemi.com/
*2 Lattice GALs http://www.latticesemi.com/products/spld/GAL/index.cfm
*3 IPとは何か? http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/CPU-Design-HOWTO-2.html
*4 XtremeDSP 開発キット http://www.xilinx.co.jp/ipcenter/dsp/development_kit.htm
*5 書籍情報 - 電子制御のためのPIC応用ガイドブック http://www2.gihyo.co.jp/books/bookinfo.asp?ID=4-7741-1459-6
*6 PICFAN - 電子工作の実験室 http://www.picfun.com/
*7 無料ISE WebPack http://www.xilinx.co.jp/xlnx/xil_prodcat_landingpage.jsp?BV_SessionID=@@@@1623586420.1022512402@@@@&BV_EngineID=cccgadcfellkddgcflgcefndfgldfmh.0&ioid=-8614&isoid=-9124&itype=2&iLanguageID=2&iCountryID=2&sSecondaryNavPick=Design+Tools&sGlobalNavPick=PRODUCTS

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