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ど素人によるfmlインストール記


アクセス数: 32748     最終更新日: 2004年11月19日
  1. MLサービスのページじゃないよ!
  2. MLサービスをお探しでこのページにたどり着いた方へ。
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  3. はじめに
  4. この度kanekoさんにmy-machine.comのアカウントを頂きました。 理由は「相当な変人」と呼ばれたかったからなんですけど・・
    でアカウントもらったからには、 なにかしでかさないと申しわけないと考えるタチでして、 でぇ何をやろうかと考えたところMLの運用に行き着いた訳です。
    昔の会社の関係の面々でMLやってるんですけど、本文中に広告の入る 無料のMLなんですよ。有料のMLはけっこうするしね。たった10数人 なのにそこまではって感じだし。 でもその広告がうざったいのです。 広告何行いくらって感じでスポンサーついてるでしょ。 そうすると1行80文字ぐらいがばがばって書いてあるのよ。 メーラの設定にもよるけど画面ぐちゃぐちゃだしね。 データスコープで受信して読んだりしたらもう大変! いまはいないけど、そのうちPメールDXなギャルとかiMODEな奴とかが 面々に加わったらこの広告は致命傷!って感じ。(支離滅裂)
    広告以外にも気に入らないとこはいろいろとあって、 subjectのナンバリングが気に入らない、 Re:[hoge:1234]Re:[hoge:1233]hogehageとかsubjectがどんどん長くなる、 良く死ぬ(サーバ)、等など。
    自分で設定がいじれるのならその辺もなんとかなるんじゃないかと思ったんで fmlをインストールする事にしました。 自動登録禁止、メンバは50人までとkanekoさんから通達を頂きましたが 前述の理由で全く問題なし。仲間内の連絡網にはちょベリグー(死語)!
    まあ、そんなに難しくなかったから皆さんもお試しあれ〜

  5. fmlを入手
  6. fmlがなけりゃ話になりません。 ということでftpサイトからfmlの最新版をGetします。 今回は ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/fukachan/fml/ でGetだぜ〜 1999年9月7日における最新版はfml-3.0pl2.tar.gzでした。

    [ryo@speedking ryo]$ ftp
    ftp> open ftp.iij.ad.jp
    Connected to ftp.iij.ad.jp.
    220 ftp2.iij.ad.jp FTP server ready.
    Name (ftp.iij.ad.jp:ryo): anonymous
    331 Guest login ok, send your complete e-mail address as password.
    Password:
    230-
    230-* Welcome, IIJ archive user!  This is an FTP server of IIJ.  If have any
    
    (途中省略)
    
    ftp> ls
    200 PORT command successful.
    150 Opening ASCII mode data connection for /bin/ls.
    total 5908
    -r--r--r--   1 root  wheel      472 Sep  1 15:21 MD5SUM
    drwxr-xr-x  10 root  wheel      512 Jun 21 03:02 MTA
    -r--r--r--   1 root  wheel      138 Jun 20 05:03 README
    -r--r--r--   1 root  wheel      214 Jun 20 05:03 README.euc-japan
    drwxr-xr-x   2 root  wheel      512 Aug 29 07:32 experimental
    drwxr-xr-x  13 root  wheel      512 Jul 30 03:01 fml
    -r--r--r--   1 root  wheel  1820420 Aug 15 15:00 fml-3.0.tar.gz
    -r--r--r--   1 root  wheel  1821918 Sep  1 15:20 fml-3.0pl2.tar.gz
    -r--r--r--   1 root  wheel  2355651 Sep  1 15:20 fml-3.0pl2.zip
    drwxr-xr-x   2 root  wheel     1024 Sep  2 07:20 old
    drwxr-xr-x  14 root  wheel      512 Sep  2 07:19 snapshot
    drwxr-xr-x  10 root  wheel      512 Jun 20 03:33 utils
    -r--r--r--   1 root  wheel     2573 Jul 22 03:43 y2k-fix.tar.gz
    226 Transfer complete.
    ftp> get fml-3.0pl2.tar.gz
    local: fml-3.0pl2.tar.gz remote: fml-3.0pl2.tar.gz
    200 PORT command successful.
    150 Opening BINARY mode data connection for fml-3.0pl2.tar.gz (1821918 byte
    s).
    
    (以下省略)
    
    ってな具合でfml最新版ゲットしました。

  7. 解凍
  8. Getしたファイルはtar.gzですのでgunzipとtarで解凍します。 tarでもzオプションでgz解凍してくれたんだっけ? 私はgunzipでgz解凍して、tarで展開しました。

    [ryo@speedking ryo]$ gunzip fml-3.0pl2.tar.gz
    
    (省略)
    
    [ryo@speedking ryo]$ tar xf fml-3.0pl2.tar
    
    (省略)
    

  9. インストール
  10. 解凍して出来たディレクトリに移動してmake installします。 fmlのインストール先を自分のディレクトリに置くのならrootになる必要は ありませんです。

    [ryo@speedking ryo]$ cd fml-3.0pl2
    [ryo@speedking fml-3.0pl2]$ make install
    
    (省略)
    
    もしかしたら、make installじゃなくてmakefmlを走らせたかも・・ (忘れちゃったのよん。すんませんねぇ)
    まだperlの場所とか知らないからperlの引数で呼んでね。
    [ryo@speedking fml-3.0pl2]$ perl makefml install
    
    (省略)
    
    この時に運用ポリシーとかディレクトリとかいろいろと聞かれるので それに答えていけばfml自体のインストールは完了します。
    この時のログを取っておけば良かった・・・ なんせ、インストール後にインストール記を書くことに 決まったんでログ取っておかなかったのです。 次にやる人はログ取っておいてねぇ (追記:kanekoさんがログ取ってたんだって。)。
    ということで http://www.sapporo.iij.ad.jp/staff/fukachan/fml/INSTALL/index.html を参考に思い出すと・・・
      Personal Use or ML-Admin-Group-Shared or fmlserv you use?
      Personal, Group, Fmlserv (personal/group/fmlserv) [personal]
    
    の質問にはpersonal(デフォルト)にしました。この設定だとMLを作れる のは自分だけになります。ってココ(/home/ryo/fml/)のfmlを使ったML って事で、他のfml(実際にあります(笑))にはもちろん影響しません。
      DOMAIN NAME               [my-machine.com]
    
    ドメイン名を指定します。通常はデフォルトのままでしょう。
      FQDN                      [speedking.my-machine.com]
    
    Fully Qualified Domain Name(マシンのインターネット上での完全名)です。 こちらもデフォルトのままです。
    <<<99/09/17(金)追記 speedking.my-machine.comでMLを開設される方は 必ずここはspeedking.my-machine.comにしてください。 MLは他のサーバで行う場合なんかはココがそこになります。 >>>
      EXEC FILES DIRECTORY      [/usr/local/fml]
    
    fmlの実行ファイル等をインストールする場所の指定です。 デフォルトでは/usr/local/fml/になっていますが、今回は個人利用ですので 私のディレクトリ以下にインストールしました。 だいたいrootじゃないしね。
    /home/ryo/fmlと指定しました。
      TOP LEVEL ML DIRECTORY    [/var/spool/ml]
    
    MLを作成するディレクトリの指定です。EXEC FILES DIRECTORYの時と 同じ理由により/home/ryo/mlとしました。
      LANGUAGE                  [Japanese]
    
    日本語と英語を選べます。もちろん日本語。なにが日本語なのか わかっていませんが日本人なので日本語にしました。
       TimeZone (TZ: e.g. +0900, -0300) [+0900]
    
    これも日本在住なのでこのまま。
        Config Saved in [/home/ryo/fml/.fml]
    
    設定した情報の保存場所です。デフォルトです。

    ざざざっと流して説明しましたが、特に難しいところは無いでしょう。 ディレクトリの指定を気をつける程度ですかな。

  11. ML作成
  12. では早速新規MLの作成です。 今回は テクナ電子さん(省略形:tcn) の関係者(現社員は2名!)のMLなので名称は"tcn-ml"としました。 ML作成は以下のコマンド一発でOKです。

    [ryo@speedking fml]$ ./makefml newml tcn-ml
    
    (以下省略)
    
    注意事項は・・・特になし。 まあ、makefmlのパスに注意するぐらいかな。 今回は/home/ryo/fml/ですので、そこでやるか(上記の例)またはパス を指定すること(以下例)。
    [ryo@speedking ryo]$ /home/ryo/fml/makefml newml tcn-ml
    
    (以下省略)
    
    このコマンド(スクリプト)を実行すると、 /home/ryo/ml/の下にincludeやaliasesを初め必要なサンプルが作成されます。 見本のaliasesファイルを/etc/aliasesに追加して〜と kanekoさんにメールします。 するとkanekoさんから登録完了のお知らせ(以下に掲載)が来て、さあこれでtcn-mlの 稼働開始となりました。
    ---------------------------------------------------------
    *In message "fml"
    *Wed, 08 Sep 1999 14:39:26 +0900
    * IKUYAMA,Ryo(ikuyama@bigfoot.com) wrote...
    ---------------------------------------------------------
    下記、追加しました。www2.baku(MX)にも追加してありますので、
    tcn-ml@my-machine.comでも使えます。設定変更はconfig.phを
    直接書いたほうがいいみたいです。
    
    あ、出来たら、インストール記と設定変更記を公開してもらえると
    嬉しかったりして。
    
    
    > おせわさまです。生山(旦那)です。
    >
    > fmlインストールしてみました。そして試験的に一つMLを作りま
    >したので/etc/aliasesの追加をお願いします。
    > 設定はデフォです。自動登録禁止なのでとりあえずこのままで。
    >細かな設定修正はだんだんやってみようと思います。
    
    >tcn-ml: :include:/home/ryo/ml/tcn-ml/include
    >tcn-ml-ctl: :include:/home/ryo/ml/tcn-ml/include-ctl
    >tcn-ml-request: tcn-ml-admin
    >tcn-ml-admin: ryo
    >owner-tcn-ml: ryo
    >
    ># Mail Error Analyzer Daemon
    ># If you use mead.pl, comment out tcn-ml-admin: line and UNCOMMNET OUT here.
    >#tcn-ml-admin: ryo, :include:/home/ryo/ml/tcn-ml/include-mead
    
    ---------------------------------------------------------
    A.Kaneko
    http://www.my-machine.com/
    ---------------------------------------------------------
    
    げげっ! ということでココのページを作ることになりやした。

  13. メンバ登録
  14. とりあえず自分を登録して実験してみましょ。 登録は後述しますが、membersファイルを直接編集すれば良いのですが、 最初は書式とか不明なのでmakefmlを使って登録しました。
    <<<99/09/21(火)追記 実はmembersファイルはメンバ認証用で、配信用リストはactivesに 記述されるのでした。この為、今日までtcn-mlは一部のmakefmlで登録 した人だけに配信されていました。 詳細はfmlのマニュアルの第8章をご参考 下さい。 >>>

    [ryo@speedking fml]$ ./makefml add tcn-ml ikuyama@bigfoot.com
    
    (以下省略)
    
    membersファイル編集中は該当するMLをロックしてからmembersファイルを 更新してました。ほんの一瞬だけどね。
    ここで、membersファイルを見てみると、
    ikuyama@bigfoot.com
    
    とたった一行あるだけでした。 これならメンバの追加は直接このファイルを編集しちゃえばいいかな。 <<<99/09/21(火)追記 再度!実はmembersファイルはメンバ認証用で、配信用リストはactivesに 記述されるのでした。この為、今日までtcn-mlは一部のmakefmlで登録 した人だけに配信されていました。申しわけないです。 詳細はfmlのマニュアルの第8章をご参考下さい。 >>> まだ立ちあげた事も通知していないし、別にロックかけなくても平気でしょ。 通知後のメンバ追加はやっぱロックしてないとまずそうだから、 その時はmakefmlを使いましょう。

  15. 実験
  16. さてととりあえず実験です。設定は全くデフォルト状態なので どんなメールが来るのやら・・・

    From: " IKUYAMA,Ryo" 
    To: tcn-ml@my-machine.com
    Date: Wed, 08 Sep 1999 18:33:10 +0900
    Subject: TEST
    Received: from bftoemail12.bigfoot.com (mail.bigfoot.com [208.156.39.190]) by post.click.or.jp (8.8.4/3.5Wpl5) with SMTP id SAA05462 for ; Wed, 8 Sep 1999 18:34:08 +0900 (JST)
    Received: from speedking.my-machine.com ([210.161.77.248]) by bftoemail8.bigfoot.com (Bigfoot Toe Mail v1.0 with message handle 990908_053752_20_bftoemail8_smtp; Wed, 08 Sep 1999 05:37:52 -0500 for ikuyama@bigfoot.com
    Received: from speedking.my-machine.com (localhost [127.0.0.1]) by speedking.my-machine.com (8.9.3/3.7W1.0) with ESMTP id SAA13385 for ; Wed, 8 Sep 1999 18:36:14 +0900
    Received: from baku.or.jp (www2.baku.or.jp [210.161.77.251]) by speedking.my-machine.com (8.9.3/3.7W1.0) with ESMTP id SAA13380 for ; Wed, 8 Sep 1999 18:36:11 +0900
    Received: from post.click.or.jp (post.click.or.jp [210.143.225.16]) by baku.or.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id SAA06562 for ; Wed, 8 Sep 1999 18:37:38 +0900 (JST)
    Received: from tcomr063 (ikuyama@[210.232.81.146]) by post.click.or.jp (8.8.4/3.5Wpl5) with SMTP id SAA05398 for ; Wed, 8 Sep 1999 18:33:03 +0900 (JST)
    Reply-To: ikuyama@annex.tcom.co.jp
    Message-Id: <37D62D560.036A IKUYAMA@192.168.2.1>
    X-ML-Name: tcn-ml
    X-Mail-Count: 00001
    X-MLServer: fml [fml 3.0pl#2]; post only (only members can post)
    X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "help" (without quotes) to the address tcn-ml-ctl@my-machine.com; help=
    X-Mailer: Becky! ver 1.25.06
    Mime-Version: 1.0
    Content-Transfer-Encoding: 7bit
    Precedence: bulk
    Lines: 3
    Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
    X-UIDL: dbca5bad24da0a61250f81089d62d14f
    
    TEST MAIL
    /* 生山亮 ikuyama@bigfoot.com */
    
    へなちょこメールになりました。 Message-Id:がいんちきです。でもこれは、annex.tcom.co.jpで起動している delegateのせいで、こいつがへんちくりんなMessage-Idを付けるのでした。 ということで、Message-Idについてはこちらの問題ということで・・・
    Subject:はオリジナルのそのまんまです。 デフォではナンバリングしてくれないのですね。 これは後で設定変更が必要ですね。
    それから、Reply-To:ikuyama@annex.tcom.co.jpじゃぁこまっちまいます。 元々このヘッダは私が付けてる物で、まあ理由はごにょごにょということで (意味不明)。 問題はfmlがこいつをそのまます通しってのが困ります。 MLで皆がこのメールに返事を書くとそれは全て私へのDM! そりゃこまりまんがな。 fmlの設定でReply-To:は強制的にMLのアドレス (今回はtcn-ml@my-machine.com) にするように設定変更するだす!

  17. 設定変更
  18. 設定変更はとりあえずmakefmlを使ってやってみました。

    [ryo@speedking fml]$ ./makefml config tcn-ml
    
    とすれば、問い合わせ形式で基本的な設定変更は出来ます。 しかし、ヘッダーのReply-Toを変更する等は出来ませんので makefml configで設定できない項目に関しては直接config.phを 編集するのが良いでしょう。
    makefml configを使うときの注意点として、makefml configを 実行するとまず"cf"というファイルを更新します。そしてこのcf ファイルを元にconfig.phが更新されます。 つまり、直接config.phを編集した場合は、その後にmakefml config を実行すると、config.phを直接編集した部分が元に戻ってしまう 訳です。一度でもconfig.phを直接編集したのならばその後は makefml configは使用しないのが良いと思います。
    [ryo@speedking fml]$ ./makefml config tcn-ml
    ---Loading the configuration file /home/ryo/fml/.fml/system
    
       THIS HOST (speedking.my-machine.com) IS [i686-pc-linux-gnu] (cached)
    
    ---Locking tcn-ml ML
       Locked. Go ahead!
    
    ---Configure tcn-ml mailing list ...
       (config.ph; $CFVersion 5.0)
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       === TOP MENU ===
    
       Mailing List Addresses
            FOR POST          tcn-ml@my-machine.com
            FOR COMMAND       tcn-ml-ctl@my-machine.com
       _______________________
    
       0    END
       1    POLICY OF ACCESS (WHO CAN POST AND USE COMMANDS)
    
            [POST]
              PERMIT_POST_FROM                 members_only
              WHEN POST FROM NOT MEMBER        reject
    
            [COMMAND]
              PERMIT_COMMAND_FROM              members_only
              WHEN COMMAND FROM NOT MEMBER     reject
    
       2    REGISTRATION METHOD TYPE
    
            AUTO_REGISTRATION_TYPE             confirmation
            UNSUBSCRIBE_AUTH_TYPE
    
       3    SETTINGS AROUND COMMANDS
                  address for command          tcn-ml-ctl@my-machine.com
    
       4    REMOTE ADMINISTRATION
                         PERMIT ?              NO
                         AUTH_TYPE             crypt
    
       5    HEADER CONFIGURATIONS
    
       6    OPTION
    
       7    SECURITY & FILTERING
       ************************************************************
    
       Which section? (0-7) [0] 5
    
    
    トップメニューから項目を選択します。 今回はヘッダ関連ですので5です。
    
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       0    END
    
       * Subject: TAG
       1    SUBJECT_TAG_TYPE
       2    SUBJECT_TAG_FIGURE
    
       * To:
       3    REWRITE_TO                         To: is original (pass through)
    
       * Date:
       4    DATE_TYPE                          original-date
    
    
       5    PASS_ALL_FIELDS                    YES
       6    PASS_RECEIVED_THROUGH              YES
       ************************************************************
    
          which type (0-6) [0] 1
    
    Subjectのタグの設定ですので1
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       SUBJECT_TAG_TYPE
    
       0    END
    
       TYPE    Subject Example
       ----------------------------
       1       Subject: NO TAG (Default, Fml recommends)
    
       2       Subject: (Elena:00100)
    
       3       Subject: [Elena:00100]    (hml 1.6 compat)
    
       4       Subject: (Elena 00100)
    
       5       Subject: [Elena 00100]
    
       6       Subject: (Elena,00100)
    
       7       Subject: [Elena,00100]
    
       8       Subject: (Elena)
    
       9       Subject: [Elena]
    
       10      Subject: (00100)
    
       11      Subject: [00100]
       ************************************************************
    
             SUBJECT TAG TYPE (0-11) [0] 3
    
    タグのタイプを選択します。 ML名とナンバリングは欲しいので3にしました。
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       SUBJECT_TAG_TYPE [:]
    
       0    END
    
       TYPE    Subject Example
       ----------------------------
       1       Subject: NO TAG (Default, Fml recommends)
    
       2       Subject: (Elena:00100)
    
       3       Subject: [Elena:00100]    (hml 1.6 compat)
    
       4       Subject: (Elena 00100)
    
       5       Subject: [Elena 00100]
    
       6       Subject: (Elena,00100)
    
       7       Subject: [Elena,00100]
    
       8       Subject: (Elena)
    
       9       Subject: [Elena]
    
       10      Subject: (00100)
    
       11      Subject: [00100]
       ************************************************************
    
             SUBJECT TAG TYPE (0-11) [0]
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       0    END
    
       * Subject: TAG
       1    SUBJECT_TAG_TYPE                   [:]
       2    SUBJECT_TAG_FIGURE
    
       * To:
       3    REWRITE_TO                         To: is original (pass through)
    
       * Date:
       4    DATE_TYPE                          original-date
    
    
       5    PASS_ALL_FIELDS                    YES
       6    PASS_RECEIVED_THROUGH              YES
       ************************************************************
    
          which type (0-6) [0] 2
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       @SUBJECT_FORM_LONG_ID FIGURES of Subject TAG
       for all $SUBJECT_TAG_TYPE e.g.   [elena 00100] for 5 figures.
       The current figure is .
    
       0    END
       1    -1 e.g. [elena 1],     [elena 100],   [elena 10000]
       2     2 e.g. [elena 01],    [elena 100],   [elena 10000]
       3     3 e.g. [elena 001],   [elena 100],   [elena 10000]
       4     4 e.g. [elena 0001],  [elena 0100],  [elena 10000]
       5     5 e.g. [elena 00001], [elena 00100], [elena 10000]
       6     6 e.g. [elena 000100]
       7     7 e.g. [elena 0000100]
       8     8 e.g. [elena 00000100]
       9     9 e.g. [elena 000000100]
       10   10 e.g. [elena 0000000100]
       ************************************************************
    
             Which section? (0-10) [0] 1
    
    
    ナンバリングのフォーマットです。 短い方が良い気がしたので1を選択しました。
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       @SUBJECT_FORM_LONG_ID FIGURES of Subject TAG
       for all $SUBJECT_TAG_TYPE e.g.   [elena 00100] for 5 figures.
       The current figure is -1.
    
       0    END
       1    -1 e.g. [elena 1],     [elena 100],   [elena 10000]
       2     2 e.g. [elena 01],    [elena 100],   [elena 10000]
       3     3 e.g. [elena 001],   [elena 100],   [elena 10000]
       4     4 e.g. [elena 0001],  [elena 0100],  [elena 10000]
       5     5 e.g. [elena 00001], [elena 00100], [elena 10000]
       6     6 e.g. [elena 000100]
       7     7 e.g. [elena 0000100]
       8     8 e.g. [elena 00000100]
       9     9 e.g. [elena 000000100]
       10   10 e.g. [elena 0000000100]
       ************************************************************
    
             Which section? (0-10) [0]
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       0    END
    
       * Subject: TAG
       1    SUBJECT_TAG_TYPE                   [:]
       2    SUBJECT_TAG_FIGURE                 -1
    
       * To:
       3    REWRITE_TO                         To: is original (pass through)
    
       * Date:
       4    DATE_TYPE                          original-date
    
    
       5    PASS_ALL_FIELDS                    YES
       6    PASS_RECEIVED_THROUGH              YES
       ************************************************************
    
          which type (0-6) [0]
    
    
    ヘッダーオプションを確認して終了"0"
    
       ************************************************************
    
        <<< makefml --- FML Configuration Interface --- >>>
    
       === TOP MENU ===
    
       Mailing List Addresses
            FOR POST          tcn-ml@my-machine.com
            FOR COMMAND       tcn-ml-ctl@my-machine.com
       _______________________
    
       0    END
       1    POLICY OF ACCESS (WHO CAN POST AND USE COMMANDS)
    
            [POST]
              PERMIT_POST_FROM                 members_only
              WHEN POST FROM NOT MEMBER        reject
    
            [COMMAND]
              PERMIT_COMMAND_FROM              members_only
              WHEN COMMAND FROM NOT MEMBER     reject
    
       2    REGISTRATION METHOD TYPE
    
            AUTO_REGISTRATION_TYPE             confirmation
            UNSUBSCRIBE_AUTH_TYPE
    
       3    SETTINGS AROUND COMMANDS
                  address for command          tcn-ml-ctl@my-machine.com
    
       4    REMOTE ADMINISTRATION
                         PERMIT ?              NO
                         AUTH_TYPE             crypt
    
       5    HEADER CONFIGURATIONS
    
       6    OPTION
    
       7    SECURITY & FILTERING
       ************************************************************
    
       Which section? (0-7) [0]
    
    
    その他の設定はML作成時から変更なしなので確認だけして終了"0"
    
    --- OUTPUT CF LOCAL CONFIG
    ---Configuration is saved in /home/ryo/ml/tcn-ml/cf
    
       config.ph(/home/ryo/ml/tcn-ml/config.ph):
        /home/ryo/ml/tcn-ml/cf  ->  config.ph ... Done. (back-up is saved in /home/ryo/ml/tcn-ml/config.ph.bak)
    ---UnLocking tcn-ml ML
    Done.
    [ryo@speedking fml]$
    
    設定をcfにセーブして、config.phを更新して、MLのロックを解除 して終了です。
    これでSubjectの設定は完了。あとは問題のReply-Toです。 これの設定はmakefml configでは出来ませんので、直接config.phを いぢる事になります。 ということでドキュメントをさらさらっと読むと・・・
    31.2    ヘッダフィールドの内容の強制
    
    SYNOPSIS:
        &DEFINE_FIELD_FORCED('field', "field-contents");
    
    @HdrFieldsOrder 内で定義されているフィールドに対し、フィールドの内容を
    強制操作します。なお
    
        $Envelope{'fh:field:'} = "field-contents";
    
    と同じです。
    #obsolete ですがコマンドラインの --fh:field="field-contents" と同じ
    
    例: X-Ml-Info: の内容を"書きたいこと"に設定する。
        &DEFINE_FIELD_FORCED('x-ml-info', "書きたいこと");
        &DEFINE_FIELD_FORCED('x-ml-info', "ML Information");
    
    とありました。 @HdrFieldsOrder内で定義されているフィールドのデフォルトは、
    @HdrFieldsOrder のデフォールトは (1998/08/10, 2.2BETA#1)
    
        @HdrFieldsOrder =   # rfc822; fields = ...; Resent-* are ignored;
        ('Return-Path', 'Received',
         'Date', 'Posted', 'X-Posted', 'X-Original-Date',
         'From', 'Reply-To', 'Subject', 'Sender',
         'To', 'Cc', 'Errors-To', 'Message-Id', 'In-Reply-To',
         'References', 'Keywords', 'Comments', 'Encrypted',
         ':XMLNAME:', ':XMLCOUNT:', 'X-MLServer',
         'XRef', 'X-Stardate', 'X-ML-Info',
         'X-Mailer',
         ':body:', ':any:',
         'X-Authentication-Warning',
         'Mime-Version', 'Content-Type', 'Content-Transfer-Encoding',
         'Content-ID', 'Content-Description', # RFC2045
         'Precedence', 'Lines');
    
    となっており、もちろんReply-Toも含まれています。 と言うことでconfig.phに以下の一行を追加しました。
        &DEFINE_FIELD_FORCED('Reply-To', $MAIL_LIST);
    
    $MAIL_LISTはそのMLの名前になってますので"tcn-ml"と書くより 良いでしょう。
    さて、この設定で大丈夫でしょうか?またまた実験メールを 出しました。
    From: " IKUYAMA,Ryo" 
    To: tcn-ml@my-machine.com
    Date: Thu, 09 Sep 1999 12:57:56 +0900
    Subject: [tcn-ml:3] TEST for Reply-To
    Received: from bftoemail4.bigfoot.com (bftoemail4.bigfoot.com [208.156.39.194]) by post.click.or.jp (8.8.4/3.5Wpl5) with SMTP id NAA14589 for ; Thu, 9 Sep 1999 13:25:20 +0900 (JST)
    Received: from speedking.my-machine.com ([210.161.77.248]) by bftoemail2.bigfoot.com (Bigfoot Toe Mail v1.0 with message handle 990908_235951_1_bftoemail2_smtp; Wed, 08 Sep 1999 23:59:51 -0500 for ikuyama@bigfoot.com
    Received: from speedking.my-machine.com (localhost [127.0.0.1]) by speedking.my-machine.com (8.9.3/3.7W1.0) with ESMTP id MAA14820 for ; Thu, 9 Sep 1999 12:58:14 +0900
    Received: from baku.or.jp (www2.baku.or.jp [210.161.77.251]) by speedking.my-machine.com (8.9.3/3.7W1.0) with ESMTP id MAA14815 for ; Thu, 9 Sep 1999 12:58:13 +0900
    Received: from post.click.or.jp (post.click.or.jp [210.143.225.16]) by baku.or.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id MAA07534 for ; Thu, 9 Sep 1999 12:59:44 +0900 (JST)
    Received: from tcomr063 (ikuyama@[210.232.81.146]) by post.click.or.jp (8.8.4/3.5Wpl5) with SMTP id MAA13588 for ; Thu, 9 Sep 1999 12:55:10 +0900 (JST)
    Reply-To: tcn-ml@my-machine.com
    Message-Id: <37D73044A.2A16 IKUYAMA@192.168.2.1>
    X-ML-Name: tcn-ml
    X-Mail-Count: 3
    X-MLServer: fml [fml 3.0pl#2]; post only (only members can post)
    X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "help" (without quotes) to the address tcn-ml-ctl@my-machine.com; help=
    X-Mailer: Becky! ver 1.25.06
    Mime-Version: 1.0
    Content-Transfer-Encoding: 7bit
    Precedence: bulk
    Lines: 5
    Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
    X-UIDL: bc2a346e8e9565d7fa6c0d00082f5639
    
    生山です。
    Reply-Toのフィールドがちゃんとかわるかのテストです。
    
    /* 生山亮 ikuyama@bigfoot.com */
    
    と言うことでSubjectもReply-Toも正常になりました。 めでたしめでたし。

  19. 設定ファイル
  20. 1999年9月9日現在での設定ファイル config.ph はこれです。

  21. その他
  22. fmlってすっごいいろいろ機能あるんですね。 いわゆるリモート管理もすごいですが、その他の機能もなかなか マニアックでそそっちゃいます。 例えばアーカイブ機能。単純にtar.gzにするだけじゃなくて、 html形式でしかもスレッド表示にしてくれる機能などなど。 セキュリティ関連でもSPAM対策やメール爆弾判定等など・・ とてもココでは説明しきれません。
    ということでfmlを展開したときにあった htmlのドキュメントへのリンク を貼っておきますのでfml廃人を目指すあなたはご参考下さい。 (容量でかいので削除しました。(Oct 11,2002))
    しかし、すっごいドキュメントの量だな。読むのも疲れちゃう。
    すこしづつ役に立ちそうな設定例を勉強しつつ追加していきますので fmlマスタを目指すあなたはまた来てね。
    間違いや意見等が御座いましたら ryo@my-machine.com までメール下さい。お願いします。
    インストール時のログをkanekoさんに頂きました。近々載せます。
    <<<99/09/21(火)追記 kanekoさんに頂いたログを見て思い出したんですけど、確かmakefmlを 実行するとjperlじゃ無いけど良いのか?って聞かれるんです。 どうなってもしらんよ!とか言われるんだけど、nにすると先に進まない から、yにしてください。特にperlでも問題無いでした。 ログはまた今度ね。 >>>

  23. おわりに
  24. いろいろと実験をさせて頂いたkanekoさんどうもありがとうございます。 設定変更やらなんやら、ほんといろいろとお手数をおかけしました。 これからもいろいろとお手数をおかけします! 今後とも宜しくお願いします。m(__)m
    my-machine.comにアカウントの無い人とか、 自分でサーバー持ってなくて且つ どこにもサーバーを借りてない人なんかで、 簡単にMLを始めたい人には 2000円で始める格安MLサービス ってのもあります。こちらも宜しくね。


この記事は数年前のものです。my-machine.comはもう使っていません。 MLサービスももうやっていませんのでご了承ください。 (July 30,2002)
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