映画「リアルスティール」の原作
リチャード・マシスンは前に「運命のボタン」の時に短篇集を読んだ以来。
別にマシスンの本が読みたかった訳じゃないんだけど、三鷹のツタヤにロクな本が置いてなくてさ。。。
そのツタヤに置いてあった数少ない小説の中で、映画が面白かったこいつを読もうと買った訳。
で、帰りの電車で読み始めて、あれ????
これ読んだことある!
前回読んだマシスンの短篇集に「四角い墓場」というタイトルで掲載されてたヤツでした。
実は映画とは全く異なるストーリーで、映画見た時に原作本読んでたとは気が付かなかったぐらい別物。
人間のかわりにロボットがボクシングするってとこだけが唯一同じところ。
この短編からインスピレーション広がって映画の脚本が出来たんでしょうね。
ま、他の短編もマシスンならではの不思議ちゃんワールド。
この手の小説って深く考えずにささっと読むに限る。
この短篇集に収録されてる中では「白絹のドレス」が面白かったかな。江國香織作品と同じ匂いがしました。
面白いのもありつまらないのもあり、全体では真ん中~ちょっとつまらないぐらいか。
★★☆☆☆