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渚にて/ネヴィル・シュート

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ネヴィル・シュートの「渚にて」を読みました。原題は"On The Beach"
Kindleで「あなたにおすすめ」ってあったからどんな内容か全然知らずに購入して読んだら、これが超面白くてハマった。

かるーくネタバレ、というかあらすじ。

第3次世界大戦後の話で、北半球では4千7百個以上の水爆とコバルト爆弾が炸裂し、戦争は短期間に終結。しかし濃密な放射能が北半球をおおいそれに汚染された諸国はつぎつぎに死滅。かろうじて生き残ったアメリカの原子力潜水艦スコーピオン号は、放射能帯を避けてメルボルンに避難してきた。オーストラリアはまだ無事だった。しかし、おそるべき放射能は刻々と南下し、人類最後の日が迫っていた。

と、まあ、設定自体はよくありそうな世紀末的な内容なんだけど、そこにある人間ドラマの描写がうまいことうまいこと。
切なく悲しいストーリーなのに最後まで飽きさせず引き込まれてしまいました。

あとがき読んでしりました。この小説、なんと1957年初刊だそうで「終末テーマの一大傑作として世界的に読み継がれて」いるそうです。知らなかった。。そして2度も映画化されてるそうです。DVD探してこよ。
"On The Beach"には「陸上勤務となって」「零落して」等の意味もあるそうです。なるほど~

ネヴィル・シュートの他の作品も探してみたけど電子化されてるのはこれだけでした。残念。

ちょっと甘いかもしれないけど満点の
★★★★★